令和5年5月24日(水)、2年生と5年生が、異年齢交流の田植え体験を行いました。

場所は、地域の企業からお借りした新幹線沿いの田んぼ。

講師は、毎年お世話になっている学区で稲作をやられている地域の方。

ボランティアで保護者の方や学校運営協議会の委員さんも来てくださいました。

 

 

 

田植のコツを教えてもらってから、苗を手に取り裸足で田んぼの中へ入る子供たち。

足の指の間から、ぬるっと泥が押し出てくる感触に、思わず笑顔になります。

足が抜けずにバランスを崩して尻もちをついてしまう子もいました。

初めは、植えたはずの苗が浮いてきたり、倒れたりしてうまくいかない子もいましたが、

次第に慣れて、手際よく植えることができるようになっていきました。

5年生が2年生を優しくサポートする姿は微笑ましかったです。

3年後は、今の2年生が今日の経験を生かして、サポートに回ります。

こうして、優しい気持ちがつながっていきます。

 

田植えともう一つ子供たちが楽しみにしていたことが「泥遊び」。

隣の大きな田んぼで、走り回ったり、滑り込んだり、倒れたりして、非日常を思いっきり楽しみました。

担任の先生と相撲を取ったり、泥水をかけ合ったりする子もいました。

 

最後は、田植機のデモンストレーションを見せていただきました。

あっという間に、真っすぐきれいに植える様子を見て、歓声が上がっていました。

 

このように、地域の方との体験活動を通して、地域の特色を実感し、自分の住んでいる地域に愛着を持つことで、

中部っ子としてのアイデンティティが確立していくものと考えています。