「アゲハチョウが羽化しました!オレンジの方!」

「逃がしてあげた方がいいかな」

教室で、幼虫から世話をしていたアゲハチョウの幼虫がさなぎになり、そして今朝、鮮やかな羽を広げて成虫になっていました。

ミカンの葉を家からもってきたり、飼育ケースの掃除をしたり、名前を付けたりして、自分たちでしっかりと世話をしてきました。

週末には家に持ち帰って観察するなど、我が子のように慈しんでしました。

羽化の瞬間には立ち会えませんでしたが、小さないのちと真正面に向き合った貴重な体験を積むことができました。

昼休みに、「さっきお別れ会をしました」と、アゲハチョウを大空に放したことを報告にきてくれました。

報告にきた3年生は、我が子を旅立たせた親のような表情をしていました。

このような体験を支えながら、中部っ子の豊かな人間性を育みます。

 

 

2年生が育てている野菜の中で、ナスの花がきれいに咲いていました。