球技大会も終わり、学校の中は落ち着きを取り戻しています。やりきった充実感と、無事終えた安心感が学校の中に感じられます。児童数の少ない学校が、児童数の多い学校に対してプライドをかけて立ち向かっていくこと。これが奥殿の子たちには必要なことだと改めて感じました。

 これから中学校に進学し、たくさんの人の中に入っていきます。その後も、高校、大学などで過ごした後、社会に出て行きます。今の社会は、日本だけにとどまりません。必ず世界に出て行くことが要求されます。自分に対するプライド、仲間と作り上げたプライドが、外に向かっていく力と自信になっていくことを確信しています。

 世界に羽ばたいた先輩はたくさんいます。大給恒さん、深津尚子さん、オリンピックに出ようと頑張っている宮島愛さん。世界チャンピオンが育つ風土それが奥殿なのです。