ふゆとなかよしーみんなかぜの子 -矢作南小1年-
「ふゆとなかよしーみんなかぜの子」 -矢南小1年-
[単元のねらい]
- 冬の自然を利用した遊びを工夫することができる。
- 冬の中に春の訪れを感じることができる。
[実践の様子]
大単元「ふゆとなかよし」の中で、まず、お正月遊びや伝承遊びを「むかしあそびにちょうせん」と題して行いました。子ども達からは、こま回しや羽子板つき、凧揚げなどをしてみたいという意見が出て来ました。そこで、まず、こま回しや羽子板つき、けん玉、だるま落し、あやとりを楽しみました。しかし、凧揚げができないままになっていたので、次の小単元「風で動くおもちゃを作って遊ぼう」の中で、凧揚げ、風輪を作ることにしました。風が強く寒い日でしたが、子ども達は夢中で凧揚げや風輪回しをし、大喜びでした。
●凧揚げ
なかなか凧揚げをする機会がなくなってきて、初めて凧揚げをするという子もたくさんいました。風が強い日に揚げたので、風の力や風向きを体感できたようでした。
気づいたこと
- かぜがふいているほうのはんたいがわをむくとよくできました。
- 手を上にあげるとたこも上にあがったよ。
- おもいっきりはしったら、よくとびました。
- たこを見てはしったら、たかくあがったよ。
- かぜがふくときにあげたら、うまくとびました。
●風輪
自分で作った紙皿の風輪が回ると歓声が上がりました。簡単にできて、よく回ったので、追いかけるのがたいへんでした。
感想・気づいたこと
- かぜがあまりこなかったから、ぜんぜんまわりませんでした。でも、かぜがくるとよくまわりました。まわったらきれいでした。
- そとでやったら、かぜがすごいいきおいできたので、はやかったです。
- そとにいったとき。かぜがつよかったから、おもったよりよくころがりました。すごくたのしかったです。
- 右にまわるから、かざわをみたら、ホチキスがとれていました。
- はねをもっとまげたら、すごくまわりました。
- さんかくのところを中にまげたら、よくまわりました。
- まん中を手でもってまわすとよくまわりました。
今年度は、大雪が降り雪遊びをしたり、日差しが少し強くなると影踏みをしたり、自然を感じながらいろいろな経験ができました。生活科は、「遊べるから楽しい。」と言う子がたくさんいます。遊びの中から学ぶことが、大切であると思います。
●お正月遊びや伝承遊びをきっかけに、冬の自然を利用した遊びにとことん親しんだ様子が伝わってきます。そんな中で「かぜがふいているほうのはんたいがわをむく」ことや「さんかくのところを中にまげる」ことに気付いていきました。先生が言われるように「遊びの中から学ぶことが大切」です。子供たちは、寒さを忘れて遊びながら多くのことを学んだことでしょう。(生活・総合指導員)
登録日: 2019年12月18日 /
更新日: 2019年12月18日