年間計画及び指導計画作成の基本的な考え
<指導計画作成の基本的な考え>
年間指導計画及び指導案は、学習指導要領に基づいて作成する。
生活科の内容項目は9つある。
これら9つと新学習指導要領に示された3つの資質・能力を育成することを目指して作成するとよい。
新学習指導要領に書かれた9つの内容と3つの資質・能力 [906KB pdfファイル]
9つの内容を構成する際に必要になる11の視点を下に示す。
これらを意識することでより具体的な活動が浮かび上がる。
<年間計画・単元計画の作成>
- 具体的な活動や体験が十分にできる時間的な視点
→低学年教育の中核として、カリキュラム・マネジメントをし、他教科と有効に関わる計画
- 主体的な活動の広がりや深まりを可能にする空間的な視点
→学区・地域の環境を生かした計画
- 学習の対象にじっくりと安心してかかわることのできる心理的な視点
→子供の立場に立って、子供の思いを大切にした計画
<指導計画チェック表>
□子供の実態に対応しているか
□学校・学区・地域の環境を生かしているか
□指導体制を整えているか
□授業時数を適切に割り振っているか
- 2年間を見通した計画の中で内容の配列を工夫し、弾力的な単元を構成しているか。
- 内容7について動物・植物の双方を2学年にわたって継続的に育てるための割り振りをしているか。
- 他教科との関連を積極的に図り、指導の効果を高めるようにしているか。
(1年生の入学当初は、生活科を中心とした合科的な指導で幼児期教育との円滑な接続を図っているか)
□2年間を見通した立案になっているか
登録日: 2019年12月12日 /
更新日: 2020年1月20日