7月21日(水) 飛翔調査

 今年も河合学区ゲンジボタル飛翔調査結果を地図にまとめました。

 保存会の方による調査結果の回収が間に合わなくて、データーが抜けてしまっている地区もありますが、全体の傾向は分かりました。

 飛び始めは5月中旬が最も速く、多くの場所では5月25日前後でした。ピークは6月の第1週に集まっていました。ほぼ、昨年と同じでしたが、今年は男川本流の学校橋とJA裏で多く見られました。これは、4月の放流会を生平学区の男川で行なった影響だと考えられます。放流会で放した100匹ほどの終令幼虫の多くが成虫になって飛んだと思われます。

 秦梨の灰畑で、6月上旬に50匹以上の乱舞が見られました。灰畑は数年前に水路工事が行なわれ、それ以前は何百匹と飛んでいた場所です。工事の影響が落ち着いて、カワニナも増えてきたので、ホタルが復活してきたと思われます。