7月7日(木) 今年の研究は冷凍アサリのむき身

 今年の研究的飼育は、冷凍アサリのむき身をエサとして活用することです。昨年まで、サカマキガイ、冷凍赤虫などカワニナ以外のエサでの飼育を研究してきました。手間と効率を考えると、生き餌を採集するよりも、飼料や食材で活用できるものを探す方が現実的です。冷凍赤虫で育てると成長速度がとても遅かったので、カワニナに近い貝類の冷凍アサリのむき身を試してみることにしました。冷凍なので保存も利くし安価。むき身なので手間も少ない。試してみる価値はありそうな食材です。

 

 

 

 冷凍アサリを与えた初日の夜、飼育小屋に様子を見行くと、冷凍アサリに多くの1齢幼虫が群がっていました。今まで試してきたミミズや冷凍赤虫の時より、食いつきは良さそうです。幼虫の成長の様子をしっかり見ていきたいと思います。