10月16日(金) 本校伝統の塩ビ管を使った飼育が始まりました

 先週まで行なっていた幼虫のカウントを10月8日に終えて、幼虫をサイズ毎に分け、本校伝統の塩ビ管を使った飼育ケースに移し替えました。

幼虫のサイズ毎のカウント結果は、5mm以下46匹、5mm~1cm628匹、1cm以上560匹となりました。3000匹で始めた飼育なので、10月8日の時点で、生存率は41%となりました。昨年は9月中旬のカウントですが、生存率は41%でまったく同じになりました。しかし、幼虫の大きさはずいぶん違い、今年5mm以上の幼虫が9割以上で、昨年を大きく上回りました。幼虫に与えてきた稚貝の量の違いが、幼虫の成長に大きく影響することがはっきりしました。

 

 

 

 

 

 数え終えた幼虫は、塩ビパイプを使った飼育ケースに移しました。本校では伝統的に、飼育ケースの中に太い塩ビパイ部を立てて飼育しています。1cm以上の幼虫を15個の飼育ケースに幼虫30匹ずつ入れました。

 キッズデイズの間に、1cm以下の幼虫に水カビがはえる病気が蔓延し、多くが死んでしまいました。幸い、1cm以上の幼虫には被害が少なかったので、今年の秋以降の飼育の中心は、10月に1cm以上あった大きな幼虫です。