10月25日(水) 幼虫カウント終了

キッズデイズや中間テストなど忙しい10月をなんとか乗り切り、初期飼育の幼虫のカウントを終えることができました。

 

 

 

 

 

幼虫は、5mm以下、5mm~10mm、10mm~15mm、15mm以上の4段階に分けて、カウントしました。

 7月に各ケース200匹の幼虫を入れて、18個のケースで飼育を始めました。幼虫の総数は3600匹でした。10月のカウントでは、1105匹の幼虫が確認できました。生存率は約31%になり、過去最低になりました。左のように、生存率が1割以下のケースが3分の1もあり、生存率の悪いケースがとても多くなってしまいました。しかし、例年と同じように150匹前後の幼虫が生き残ったケースもいくつかありました。同じ飼育小屋の中で育ててきて、このような差が出た原因はまだ掴めていません。ケールの配置など色々考えられますが、はっきりしません。

 ただ、生き残った幼虫の数が少ないケースの幼虫は、大ききく育ったものの割合が高くなっています。そのため、15mm以上の特大幼虫の数は過去最多になりました。今年は、幼虫の総数は多くありませんが大きく育った幼虫が多いので、春まで大切に育てていきます。