6月20日(日) 未蛹化幼虫発見

 6月18日(金)のホタル飛翔数は、灰畑2匹、秦梨大橋3匹、JA裏1匹、茅原沢公民館5匹、蓬生出合橋10匹でした。夕方の雨の影響もあったと思われますが、灰畑や秦梨大橋ではそろそろ時期が終わりそうです。茅原沢公民館はもうしばらくは飛んでくれそうです。蓬生の出合橋は今がちょうどピークでしょう。あと1週間ほどはホタルの輝きが楽しめそうです。蓬生・古部が秦梨・生平より10日ほど遅くなるのは例年と変りなさそうです。

 今年の幼虫上陸水槽ですが、途中で土を変えたりして手を加えてみましたが、上手く行かなかったようです。今年の反省を来年に活かしていきたいです。

 蛹化している幼虫はいないか探していると、入れて置いたミズゴケの中から丸まった幼虫が発見されました。土の中ではなく、土の上に置いておいたミズゴケの中からです。これは、陸生ホタル研究会の研究報告No.98に載っている、中 毅士さんの報告例にある幼虫と同じだと思われます。上陸はしたものの、何かの理由で蛹化せずに、幼虫のままでとどまったと思われます。この幼虫はしばらく様子を見て、可能なら、来年まで飼育を続けたいと思います。