6月28日(月) 上陸用水槽 今年は失敗

 幼虫の孵化が始まったので、上陸用水槽を片づけました。中から土を取り出していると、3匹の幼虫を発見しました。サナギにはなっていない幼虫です。

1匹目は土の上に置いたミズゴケの中から出てきました。この個体は水に入れるとすぐに動き出しました。

2匹目は5㎝ほどの土の中から出てきました。丸まってまったく動きませんでしたが、水際に置いておいたら翌日には動き出しました。

3匹目はそこの水の中から出てきましたが、すでに死んでいました。

今年の上陸水槽は6匹の幼虫を入れてセットしましたが、結局1匹もサナギにはなってくれませんでした。6匹とも上陸したけれど、3匹の死亡が確認できて、2匹が幼虫のまま地表または土の中に潜んでいました。昨年は、10匹中5匹が成虫になりました。土など昨年と条件を変えていることがあるので、それらが原因かもしませんが、上陸したのにサナギにならない現象は気になります。上陸して土に潜るまでの条件と、幼虫からサナギになるための条件は別物なのかもしれません。まだまだ勉強不足です。