校舎2Fの廊下に、ゲンジボタルの幼虫の上陸用水槽を準備しました。水中で生活するゲンジボタルやヘイケボタルの幼虫は、サナギになるとき上陸して土の中で土繭を作ります。ゲンジボタルの場合は、4月の下旬から5月の上旬の雨の日の夜に上陸します。今回準備した水槽には、幼虫が入る水中部分と、サナギになるための土の部分を作りました。土の部分の下の方はよく濡れていて、上の方は乾いています。幼虫がサナギになる場所は、土の湿り気が重要らしく、適切な場所がないとサナギになれないこともあるようです。今回の水槽では、最適な湿り気の場所を、幼虫が選べるようになっています。

 

 

 

 

 終令幼虫を数匹水槽に入れたので、水槽の中で幼虫がサナギになり、サナギの変化の様子が観察できるとよいです。