6月11日(木)

 上陸用水槽で、3匹目の成虫が発見されました。

野外では、ホタルの飛翔のピークを越えているのに、まだ3匹しか羽化していません。何匹が羽化し成虫になれるかとても心配です。

研究資料などを見てみると、人工飼育ではサナギの期間がもっとも生存率が下がるようで、上陸しても無事に成虫になれるものは半数程度だそうです。上陸する土の質や湿り気などが複雑に関係しているようです。今年は赤玉土を使用しましたが、検討が必要なようです。

 

厳しい条件の中、無事に成虫になってくれた貴重なオスは、すぐに産卵箱の中に入れてやりました。