4月21日(金) 幼虫の模様と雌雄の関係

 前回の観察でも発見されていた幼虫の背中の模様の違い。陸生ホタル生態研究会という会では、2020年頃から幼虫の背中の模様で雌雄が分かるのではないかと話題になっていました。そこで、我々も背中の模様と雌雄の関係を調べる研究に取り組むことにしました。そのために、終令幼虫を個別飼育し上陸させます。

上陸用の土は、鹿沼土:赤玉土:ピートモス:デモレーションモスを2:1:1:2の割合で混ぜました。

個別飼育するケースは、36cm×25cm×15cmほどのフタのできるコンテナケースで、上陸用の土を入れました。

ケースの片隅にプラ容器を置き、その中に水を入れて、幼虫を入れました。

初めは飼育小屋の軒先に置きましたが、直射が当たるので、飼育小屋の中に置くことにしました。ケースの蓋の隙間から逃げるといけないので、フタはクリップで押さえておきました。時々蓋を開けて、幼虫が上陸したか観察したいと思います。