26日、今年度3回目となる「ナナメの教室」が行われました。毎回温かい語り口で進行役を務める久保川PTA会長のもと、答えのない課題を語り合います。今回のテーマは、「好きな言葉」。これまでの2回とは少し方向転換されたテーマで、どんな話し合いになるのか楽しみです。5,6年生の子どもたちは、さすがに手慣れたもので、冗談も交えながら、様々な「好きな言葉」を出し合っていました。また、それを見守る保護者の方々も、上手にアドバイスをしながら、子どもたちを導いてくださいます。「ナナメの教室」が常南スタイルとして定着しているのを感じます。

 

「好きな言葉」と聞いて、私が真っ先に浮かんだのは、偉人や有名人、アニメなどの登場人物の名言でした。大谷翔平選手の「あこがれるのをやめましょう」やスラムダンクの安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」などが、次々に出てくると思いきや、模造紙に並んだのは、「ありがとう」や「がんばったね」、「応援してる」など、ストレートに心温まる言葉。そりゃそうですね。こんな気持ちの良い言葉はないですね。次に目についたのは、「どうぶつの森」などのゲームのタイトルや「夏休み」、「宿題なし」といったうれしい気分になる言葉。さすがは常南っ子です。私のように、難しく考えず、素直に、気持ちが温かくなったり、心地よくなったり、勇気や元気をもらえたりする言葉を紡ぎだしていました。普段から優しい言葉に囲まれているんだなあとうらやましくなりました。

今回の「ナナメの教室」を通して、改めて言葉の大切さを実感しました。言葉は心に届くもの。常南っ子が、時間が足りなくなるほど出し合った「好きな言葉」を、これからも周りに振りまいてくれることを期待しています。