社教主催の家族ふれあいハイキングで、まだ見ぬ学区の様々な名所旧跡?の情報を手にした私は、早速行動を開始しました。14日、大井野の通学路散策に乗じて、石碑情報のあった源光寺を目指そうと学校を出発しました。途中、いつものように山道を登ってくる大井野通学班の子たちと元気に挨拶を交わします。その後ろには、これまたいつものように近藤さんの姿も。ありがたいことです。この日は、大道芸人Keiさんの姿もありました。実は、このKeiさん、私など比べ物にならないくらい学区を歩いてみえて、様々な名所旧跡に通じている方なのです。これまでも、道根往還や石碑などの情報を、お会いするたびに教えていただいていました。そのKeiさんに、源光寺に向かおうと思っていることを話すと、「じゃあ案内しますよ」となんとも心強いお言葉。図々しくもお言葉に甘え、一緒に大井野に向かいます。

大井野の公民館に出る前で右に曲がり、初めて通る道を抜けて源光寺へ。このちょっとした初散策もうれしいものです。『源光寺』と書かれた立派な石碑の横を通り山門へ。朝の厳かな雰囲気の中、ひっそりと佇む源光寺。素敵です。

門をくぐると、まずはKeiさんから聞いていたお相撲さんの石像を見つけました。思った以上に小さく、かわいい石像です。学区には、他にもいくつかあるとか。また探してみたいものです。

そして、見つけました。「源光寺寺子屋跡」の石碑です。「明治三年当時 男六名 女四名」との記載があります。学制発布が明治5年なので、それ以前の常磐南小学校のルーツと言ってもいいかもしれません。石碑自体は新しいものだと思うのですが、ここに学びの場があったかと思うと、感慨深いものがあります。

  

こうした学区の名所旧跡を探す散策は、学区の境界探検とは別の趣があり、新たな楽しみを見出した感がありました。来年度は、学区の名所旧跡を巡る散策をしようかなと、秘かに妄想する私でした。その前に、学区の境界探検を完結させなければ…。