前回は鹿との出会いもあって(最初はビビってましたが)、結構楽しい探検だったので、気をよくして、翌週には、南側からのコースへ出発しました。こちらのコースは、霊園周辺の境界赤丸の部分)を探す探検です。

さすがに身の危険はないだろう、余裕の出発でした。霊園南側の境界と思われるところを写真におさめつつ、霊園の東側へと抜けます。

東側の境界は、道よりも奥の林の中。道もないので、さすがに入っていくことはできません。あきらめて、斎苑方向の境界を探します。この辺りは、境界が複雑に入り組んでおり、明確な目印もないので、なんとなく写真を撮っておきます。

 

境界を求めて斎苑の方へと足を進めると、なんと!ここにもあの看板が!

 

鳥居強右衛門が走った道根往還です。先日の霊園東側の入り口とここは、元はつながっていたに違いありません。山を切り拓いて霊園を作ったために、途中で分断されてしまったようです。などと勝手な想像をしながらも、またまたうれしい発見です。いつか時間があるときに、鳥居強右衛門が走った道を歩いて(「走って」とはとても言えません)みたいものです。

改めて、境界探しに戻ります。霊園の北東から北に延びる道は、境界に沿っています。境界である道を写真に撮りながら山道を入っていきます。道が左にカーブしながら、右からの道と合流するところまでが境界です。境界は道に沿わず、そのまま北へと進んでいます。

  

ここまでで、今回の境界探検はコンプリートです。この後も、のどかな山道をのんびり歩いて、前回歩いた道と合流しました。地図上の道が道でない恐怖を忘れさせてくれる気持ちの良い探検でした。