南の学区境界をほぼ制覇(行けそうなところはですが…)できたので、いよいよ東へ、岩中と須淵の境界(赤丸の部分)を目指します。須淵町と言えば、少年自然の家。小学生、中学生の頃はお世話になりました。第2東名ができたりして、今はずいぶん風景も変わってしまいました。その少年自然の家がある須淵町が、常磐南学区の隣だったとは…。ちょっぴり驚きました。

5月の下旬、これまでで一番遠い境界を目指して学校を出発しました。岩中の通学路を進んでいくと、途中で岩中通学班の3人と出会います。この3人は本当に気持ちが良く、いつも通り元気に挨拶をしてくれました。第2東名あたりから、通学路を外れ、未知の道へと足を踏み入れます。そして、第2東名をくぐってすぐのところで、右へと入りました。

 

この道は、須淵町へと抜ける道です。その途中が境界になります。今回は道が広いだけに、迷うことなく、無事進んでいくことができます。上り坂をどんどん進んでいくと…、ここにもあの看板が!

 

道根往還です。なんと、岡崎霊園から、この岩中まで山の中でつながっているんですね。妙に感慨深いものがあります。この道を霊園に向けて歩きたい衝動を抑えつつ、さらに先へ進みます。のぼりが下りになってきたところで…、またしてもあの看板が!

  

ここから、さらに山中を、長篠の方へと続いて行くのでしょう。ということは、先ほどの看板のところから、この看板までは、アスファルトになっているとはいえ、道根往還の一部ということになるのでしょうか。期せずして道根往還を歩くことができたことに、妙に感動しました。目的を見失いそうになってしまいましたが、改めて境界を探して進みます。地図上では、道がS字になっているあたりが境界のはずです。何の目印もありませんが、道がS字っぽくなっているこのあたりが境界だろうと、写真におさめます。

これで、今回の境界探検はコンプリートです。距離は長かったですが、これまでで一番簡単な境界探検になりました。しかも、道根往還の看板を2か所も発見するというおまけつき。大満足の探検となりました。帰り道は道根往還を、とも思いましたが、出口は、岡崎霊園。さすがにきついなあ、と岩中の通学路を戻りました。

探検をすればするほど、常磐南学区の魅力に引き込まれてしまいます。まだまだ学区探検の途中ですが、道根往還への思いが膨らみすぎて、鳥居強右衛門の後を追いかけたくなってしまいます。