今日は、3,4年生が楽しみにしていたわらび採集。小林さん夫婦の計らいで毎年行われている恒例行事とのこと。ほかの学校では聞いたことがないだけに、まさに『常磐スタイル』だと思ってしまいます。採集の仕方はもちろん、安全面での注意を聞いた後、みんなでわらび採集。「こんな経験は他ではでいないんだぞ」と思いながら、一緒に採集を楽しみました。貴重な経験ができる常南っ子がうらやましい。

 わらび採集が終わって帰ろうとしたとき、一人の3年生が、道端にタケノコが生えているのを見つけ、「これも採っていい?」と小林さんにねだりました。「おいおいこれ以上無理を言ってどうする」と内心思っていると、「いいけど、タケノコを採るのは大変だからね」と優しく対応してくれる小林さん。さすがでです。

 夕方、職員室のインターホンが鳴りました。誰かと思えば、小林さんの奥様が。手には水煮の状態になってるタケノコが。「3年生の子が欲しがってたから…」と笑顔で話す小林さん。子供が言ったからって…、おまけに下ごしらえまでしてくれて…、頭が下がります。ありがたく頂戴し、翌日のわらびご飯の会の食材にさせていただきました。これも『常南スタイル』なんだなあ。