21・22日と5年生が、少年自然の家へと山の学習に行ってきました。インフルエンザで一人欠席。2日目の朝には、2名が発熱でお迎え。本人が一番残念だったと思います。最善は尽くしたものの、感染対策をもっと徹底していればと後悔も生まれます。ただ、直前の校内の状況(4年生が学級閉鎖中)を考えれば、実施できたことに感謝です。きっと、ご家庭でも健康管理にご協力いただいたことと思います。ありがとうございました。

修学旅行同様、山の学習の様子は常南ニュースで紹介されていますので、このブログでは、これまた修学旅行同様、私の気ままな回想録を綴りたいと思います。

さて、山の学習についても「久しぶりだなあ」と、思い起こしてみましたが、以前に行ったのがいつなのか、はっきりと思いだすことができません。特に、少年自然の家での山の学習となると…、たぶん…、32年前ではないかと思います。そのため、懐かしいどころか、何も覚えていないかも…と不安になります。そうは言っても、実際に、少年自然の家に着いてみると、やっぱり懐かしいものです。先生としてきた記憶よりも、子どもとしてきた記憶の方が強いような気がしました。今も運動場にある「自然に還れ」の石碑は、小学生の時にこの前で撮った写真をよく覚えており、一番懐かしく感じました。

その後始まったロッジオリエンテーションでは、出ましたぁ!「でるでるマーク」。シーツは4回、毛布は3回。昔も今も変わりません。子どもの頃は、正直、面倒と思っていましたが、改めて話を聞いていると、「使わせてもらったことへの感謝」、「次に使う人への思いやり」学ぶことが多いです。常南っ子は気づいてくれたでしょうか。

今年度がそうなのか、常磐南小学校がそうなのか、今どきがそうなのか、何はともあれ、中身の濃い日程です。荷物をおいたらすぐに火を起こし、カレー作りに入ります。私は、山の学習のためにマッチの擦り方を練習したような記憶(理科の授業かなぁ?)がありますが、今どきは、なんと火起こし器で、まさに自然の中での火起こしです。そして、起こした火をろうそくに灯して、各炊飯場へと運びます。「これは楽しい!」火が起こせないと昼食は食べれません、とまでは言いませんが、みんなそれぐらいの気合で、全班火起こし成功でした。

   

昼食のカレー作りは、さすがに私の頃と変わりません。意外に苦労するのはマキに火をつける作業。火が着くと嬉しくなって、次々にマキを燃やしてしまう子の気持ちも分かります。とは言え「マキが足りなくなるぞお」と心配していましたが、前日の強風で落ちた杉の枝が、マキ代わりに最適との所長さんからのアドバイスのおかげで、集めるは集めるは、燃やすは燃やすは。ミニキャンプファイヤーでした。そうして、無事ご飯もカレーも完成。私の入った3班は、メンバーに恵まれた?おかげで、とてもおいしいカレーになりました。奇しくも、今日27日、山の学習後初の給食は、カレー。「自分たちのカレーと比べてみては?」と言わんばかりの偶然に、苦笑してしまいました。どちらがおいしかったかって?そりゃ忖度なしで、3班のカレーです。

(つづく)