6年生が、国語「プロフェッショナルたち」というお話の読み取りをしていました。このお話は、いろいろな分野の人生の先輩方の生き方に触れることができ、卒業間近の今の6年生にはぴったりの教材です。海獣医師の勝俣悦子さんは、イルカの人工授精に日本で初めて成功したこの世界のパイオニアの一人です。勝俣さんは水族館の愛くるしいイルカのポスターに目を奪われ、卒業後海獣医師として働き始めたのですが、動物は自分の思い通りにはならないことも多かったそうです。しかし、常に動物にとって何が大事かを考え、覚悟を決めて取り組んできたそうです。子どもたちは、勝俣さんの動物のために生きる姿勢に感銘を受けただけでなく、自分の将来の夢についても考え始めている様子でした。