岡崎市内の小中学生6000人と福井県立大学恐竜研究所河部壮一郎准教授がオンラインでつながって「おかざきッズ・MIRAIオンラインセミナー」が開催されました。テーマは「化石からわかる恐竜の脳力」です。わたしが、一番印象に残ったのは、ティラノサウルスの噛む力はとても強いのですが、敵に襲われそうになった時、赤ちゃんをやさしく噛んで安全な場所まで移動させてから戦っていたということです。下あごの骨をCTスキャンで調べたところ、細かな神経が張りめくらされていた痕跡が見つかり、そこから噛む能力を推察されたそうです。最新科学でいろいろなことが解明されていき、ティラノサウルスが子育てに熱心であったこともわかってきました。子どもたちは、河部准教授の話を興味深く聞いていました。