城北中学校には、温室があります。熱帯植物の栽培も可能な、当時としては最新式の設備を備えた温室は、創立2年目の昭和37年度6月に完成しました。

そこで栽培したバナナを、生徒皆で試食したという記録も残っています。

昭和37年度には、生活ノート、耐寒かけ足、無人購買、校歌、校旗なども誕生しています。

その温室がいよいよ取り壊されることとなり、24日、温室とのお別れセレモニーが静かに催されました。

長く続く伝統も、世の変化に合わせて、現代的に変化することが求められる時期になっているということかもしれないと思わされる1日でありました。

【文責:渡邉】