本日の月曜集会では淺川先生による「世界で一番面白い話を聞く」機会がありました。その話は、「タイムマシンに乗って未来が見えるとしたらどんな未来が見たい?(中略)…実際にタイムマシンに乗って見た未来の世界は、恐竜が踊っていた…。」という内容でした。この話が生徒にとって面白かったのか…というと、5段階評価の満点評価をした生徒は全校生徒のうち数名…。多くの生徒は「1、2点」でした。世界一面白かったのかというと、そうではなかったようです。

 この話をつくったのは「チャットGPT」でした。世間を騒がせているチャットGPTですが、適切な使い方をすればこんなに便利な物はないでしょう。しかし、使い方を誤ると、そこには不適切な発言であったり、不正確な情報であったり…時にはプライバシーの侵害や人間の判断を狂わせてしまう可能性があります。人間にしかできないこと、そして人間として正しい判断力を身に付けてほしいという淺川先生の願いが込められた話でした。

 日本が目指すべき未来社会の姿として提唱されている「Society5.0」。サイバー空間とフィジカル空間の適切な融合の実現に向けて、適切な判断力を身に付けていきましょう。【文責:米坂】