これは、教頭先生が教職員に向けて出している文書の一部です。
「今日、一家庭一支援があり、20人ほどの保護者が朝と昼に来てくれました。どの保護者の方も、来た時に挨拶をすると気持ちのいい感じです。「めんど~」「なんで中止になった人が今年はたくさんいるのに、自分は・・」などという雰囲気を出している保護者は皆無です。そして、できる限り徒歩か自転車でとお願いすれば、ほぼ徒歩か自転車で登場してくれます。いい保護者ばかりで、気持ちがいいです。今日は昼の活動に赤ちゃんをおなかにしょって登場したお母さんが2人もいました。びっくりです。(もちろん、一番近い横断歩道に立ってもらいました)活動後に、あるお父さんから電話がありました。欠席したお父さんでした。「仕事の都合がつかなくて今日行けませんでした。すみません。」と。そうやって、言いにくい電話をわざわざしてくれるという行動もうれしいです。ムッキー保護者に感謝です。」
 保護者の皆様の快いご協力に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

  

  
 さて、「朝の挨拶」について、最近感じることを今日はお知らせします。
 毎朝、7時30分ごろから正門のところで、登校してくる生徒に挨拶をしています。とても元気に挨拶をしてくれる生徒がたくさんいて、生徒から元気をたくさんもらっています。本当にありがたいことです。
 学校再開となった6月のころは、中には、あいさつをしても黙って通り過ぎていく子がいて、寂しく思ったこともありました。ところが、毎朝挨拶をしていると、はじめは黙って通り過ぎていた子が「おはようございます」と挨拶をしてくれるようになるのです。その瞬間がどれほどうれしいことか。
 新型コロナウイルス感染症対策のために、たくさんの生徒がマスクをして登校してきています。だから、「おはようございます」と言ってくれてもわからないこともあります。そこで、私は「おはようございます」と言ったらお辞儀をすることにしました。すると、生徒も「おはようございます」と言ってお辞儀をしてくれるようになったのです。これもとてもうれしかったです。
 さらに、最近では、20mくらい離れたところから挨拶をしてみると、それに応えて「おはようございます」と気持ちの良い挨拶をしてくれる生徒が増えてきました。今は、こうやって生徒と朝挨拶をするのがとても楽しみになっています。
 お客様がみえた時によく「生徒さんたちがとても気持ちの良い挨拶をしてくれますね。すばらしいです。」とお褒めの言葉をいただくことがあります。生徒の皆さんのことが誇らしく思え、幸せを感じます。