1月15日(月)~19日(金)は避難訓練週間。この週のどこかで、予告なしに避難訓練を行うという週間です。実際に避難訓練を行ったのは今日(16日)でした。

昼休みの終わりごろ、13時25分、突然緊急地震速報(警報)が鳴り響きました。運動場で遊んでいた子たちは、①迷わずシェイクアウト(低い姿勢で頭を守り動かない)する子、②周りの様子を見てゆっくりシェイクアウトする子、③何事もなかったように駆け回った後、周りに言われてシェイクアウトする子、の三通りに分かれました。室内の様子はわかりませんでしたが、運動場の様子を見て、残念な気持ちになりました。緊急地震速報が聞こえたなら、迷わずシェイクアウトすることができるときなんっ子であってほしいからです。「自分の命は自分で守る」、その一つこそ、シェイクアウトだと言えるでしょう。

その後、全校を前に、改めて「自分の命は自分で守る」ことの意味を説明しました。おりしも、北陸では能登半島地震が発生し、災害に対して意識を高めていなければならないときだけに、あえて厳しく伝えました。今回の避難訓練を教訓に、次に備えることができれば、とても価値のある訓練になります。そうなってくれることを願ってやみません。なぜなら「次」は、次の訓練ではなく、南海トラフ地震かもしれないからです。

ちなみに、全校への話の最後に、子どもたちに、家に帰ったら、「非常持ち出し袋」の確認をするようお願いをしました。もし時間が許すようでしたら、子どもと一緒に「次」への備えをしていただけたらと思います。我が家も、今週末に中身の確認と買い出しに行こうと思っています。