「あれはシジュウカラだね」「おっキビタキの声が聞こえるよ」

 3年生のバードウォッチングの会に講師として来ていただいた立石さん。耳に飛び込んでくる鳥たちの鳴き声を、次々に聞き分け、名前や生態を説明してくれました。さすがはプロです。バードウォッチングとなると、ついつい鳥たちの姿を探してしまいますが、鳴き声を聞き分けるのも楽しみの一つ。常磐南小学校は、山に囲まれたとても良い環境の中にある学校だけに、耳を澄ませば、たくさんの鳥の鳴き声が聞こえてきます。その姿と共に、鳴き声にも癒される毎日です。

 常磐南小にやってきた当初、チャイム代わりの鳥の鳴き声に気づかず、チャイムが鳴く?たびに癒されていたのは、私だけだったでしょうか。ちなみに、チャイムの鳴き声は何という鳥なのか立石さんに聞いてみると、「分かりませんね」とのこと。えっと思ったのですが、よくよく聞いてみると、チャイム用に音をクリアにしたかったためか、鳴き声が編集?されていて、分かりにくいのだそうです。最近は動画も音声も、編集でどうとでもなる時代ですが、やはり本物には本物にしかないものがあるのでしょうね。

後日、常磐南小の愛鳥委員会の顧問小池先生にお聞きすると、チャイムの鳴き声は、「ホオジロ」と教えていただきました。

ホオジロ 雌 : 呉のメバル師