今回の学区探検は、遭難しかけた前回と同じく5月中旬。さすがに懲りたこともあり、近くの板田町と才栗町の境界を目指しました。最初の学区探検とは違い、霊園の北側当たりの境界です。北側からと南側からの2回に分けて探検してきました。

最初は、地図上まず間違いのなさそうな、北側(上の赤丸の部分)から境界を目指します。地図では結構太い道になっているのですが、ここでもやられました。気がつくとまたしても道らしくない道になってきます。

心配になりながらもしばらく進むと、左側からガサッガサッと音が。小心者の私は、思わず身をすくめます。それでもと、怖いもの見たさで恐る恐る左に目をやると、そこにはつぶらな瞳のシカが立ち尽くしていました。とりあえず身の危険は回避されたと冷静になり、「そうだ写真にとらねば」と慌ててカメラを構えますが、照れ屋のシカだったのか、一目散に茂みの奥へと走り去っていきます。撮った写真には、どこにシカがいるのやら???(見えにくいですが赤丸の中にお尻が見えます)

気を取り直して、境界を目指します。地図では三つ又になってるところがあるはずなのですが…、「ありました!」ここが境界です。

少し開けて人の手が入ってるところでした。ここを右に曲がり、いったん才栗町に入って、また板田町へと戻る境界を目指します。ここは特に目印がないので、このあたりかなと思うところで写真を撮りました。

これで、北側からの探検はコンプリートです。前回に比べれば遭難の危険のない安心安全な道でしたが、それでも、地図で示されているほど太い道ではありませんでした。ある意味、学区探検の奥の深さと言えるかもしれません。後々、地域の方とお話をした際に、シカのことを話すと、「シカとサルはよう見るよ」と教えていただきました。子どもたちも、シカとサルには慣れっこのようです。私も、その姿を写真にとれるくらい慣れっこにならないといけません(笑)。