最近は、なかなか学区の境を探す学区探検に出られず、朝は通学路を散歩する毎日。そんなある日、大井野の通学路を抜けて、田口の方に向かって大井野の集落を歩いていると、前方に、保護者らしき方の姿が、ご挨拶をすると、大井野の通学班に付き添っていただいてる近藤さんと同じ姓の近藤さんでした。周りを見ると大井野の集落を抜けて、家などないところ。「なぜ?」という私の頭の中の疑問に気付いたのか、さらに道沿いに進んだイワモトというところに家があり、そこから、大井野の公民館(集合場所)までお子さんに付き添ってみえると説明していただきました。てっきり大井野の通学班の子たちは、集合場所周辺の集落の子ばかりと思っていただけに驚きでした。言うなれば、今歩いているところも通学路なんですね。加えて、自宅から大井野の集合場所までは、結構あります。本当に頭が下がります。

 そう言えば、岡崎霊園に向かって歩いているときには、前方から歩いてくる稲田さん親子の姿を見かけました。田口町の南のあたりを歩いていた時には、野村さんの親子も見かけました。基本的には、集合場所から学校までを通学路と呼ぶわけですが、家から集合場所までも、一人一人の子ども達にとっては通学路です。そこを毎日のように付き添っていただいている保護者の方が、たくさんいることを忘れてはいけないですね。心から感謝します。終わったと思っていた通学路探検は、まだまだ奥が深そうです。