4連休明けに始まった「山の学習回想録」。日々のあわただしさに追われ、気が付けば1週間以上たってしまいました。その間にも、ボウリングや健康駆け足など、いろいろあったのですが…。気を取り直して、まずは山の学習回想録第2弾です。

無事昼食を食べることができ、5年生は片付けを開始しました。私はと言えば、少し時間があったので、久しぶりの少年自然の家を散策しようと、ホタルの広場へと下りていきました。久しぶりに見るホタルの広場はまさに激変でした。とても広く整備されていたのですが、何より変わったのは第二東名の存在です。これでは、キャンプファイヤーも難しいなあと、勝手なことを考えてしまいました。そこから川が気になり、川べりへ。季節も季節なので、お目当ての魚は見えません。しょんぼりしながら、ふと見ると、今まで知らなかった道が山の上へと伸びているではありませんか。「東境界道」と書かれたその道は、まさに少年自然の家の東の境界線となる道のようでした。学区散策でもそうですが、気になり出したら止まれない性格が災いして、気が付けば、北側の遊歩道まで登ってきました。さすがに道に迷うことはありませんでしたが、結構なトレッキングになりました。

 

第2キャンプ場へと戻ると、5年生はまだ片付け中でした。片づけが終わると、今度はモルック大会です。初めてやりましたが、なかなか面白い競技です。同じチームの子どもたちの活躍で、見事優勝しました!私はあまり役に立ちませんでしたが…。

続いてはキャンプファイヤーです。山の学習で一番の思い出になる活動です。場所は、ホタルの広場ではなく、太陽の広場で行います。雨対策もありますが、太陽の広場の方が、山の中感はあります。私は、重要な役目「山の神」に変身しなければなりません。子どもたちの思い出のためにも、気合を入れて「山の神」に変身しました。ただ、気になったのは、これまで「山の神」というと、白い衣装のイメージしかなかったのですが、常磐南の「山の神」は、なんと「赤」。燃えるような「山の神」になりました。

やっぱりキャンプファイヤーは楽しいです。そこに集まった者たちが、自然と心を一つにしていく。5年生もみんなで心を一つにして、楽しいひとときを過ごすことができました。「火の神」も、その仲間にはいることができ幸せでした。

キャンプファイヤーも終わり、夕食を食べ、やっと一息かと思っていたところに、M先生が近づいてきて「校長先生、星のお話お願いします」と私に呪文をかけていきました。「火の神」の次は「星の王子様」に変身です。人間やる気になれば何でもできるものです。「星の王子様」(特に衣装はなく、気持ちの問題です)になり、天体観測所に集まった5年生の前にさっそうと登場しました。「また校長先生かぁ」という残念そうなオーラを感じつつ、星の話をしました。ちなみに、ここでの話が癖になったのか、12月の集会で、「ふたご座流星群」の話をしました。5年生が一番興味津々で聞いてくれていたようでうれしかったです。

そんなこんなでやっと1日目が終了です。32年前の山の学習は2泊3日だったので、もっとゆっくりだったのでしょうか。久しぶりの山の学習は、部活動の合宿のようにハードな1日目となりました。

(つづく)