「今頃気付いているようでは遅いですよ」と言われそうですが、今日、6年生の教室で行われていた読み聞かせで、新しい発見をしました。それは、対話型の読み聞かせ。読み聞かせと言えば、子ども達に、面白い絵本や小説を読んでいただくこと。それだけでも十分に楽しみな時間なのですが、今日の6年生の教室では、本を読んでからが始まりでした。

「みんなはどう思った?」

担当だった中山さんが、本を読み終えると6年生に問いかけます。子どもたちは興味津々とばかりに、いろいろなことを言います。対話を通して、物語の世界がどんどん膨らんでいきました。後ろで聞いていた私も思わず引き込まれてしまいました。そして、オチは「動物園の動物は全部人間だった⁉」。読み聞かせを聞いていなかった私には、意味が分からなかったので、後で小栁先生に聞いて「なるほど」と納得しました。物語を介して、読み聞かせの方との交流が深まるのも素晴らしいことだなあと思いました。素敵な読み聞かせをありがとうございました。

 ちなみに、2冊目の「わたしのわごむはわたさない」は、私の大好きなヨシタケシンスケさんの絵本でした。時間の都合で、駆け足になってしまいましたが、こちらも、ぜひじっくり聞いて、対話してほしい1冊でした。