この日（6/2）は台風の影響で、とんでもない雨になりました。13時頃には、学校前の川があふれるぐらいになり、急遽一部の通学路を変更することにしました。昨年新しく作っていただいた歩道がとてもありがたかった瞬間でした。また、大井野や岩中地区については、お迎えをお願いするなど、大変ご苦労をおかけしました。保護者の皆様方のご協力に心から感謝です。

　ちなみに、市内では、学区内の浸水が心配される学校が、給食を食べて13時半ごろ下校したと聞きました。13時半ごろというと雨が最も激しかった時間帯でした。一方、常南小が下校した14時半ごろは、雨が弱まった時間でした。常磐南学区の皆さんの心掛けが良かったのでしょうか。正直なところ、これは全くの運だったと思っています。

　最近では、雨雲レーダーの機能が飛躍的に向上したため、何時ごろに雨がどうなるということがかなりの確率で予想できます。当然のことながら、本校をはじめ、それぞれの学校が、雨雲レーダーとにらめっこしながら、子どもの下校について、検討に検討を重ねたことと思います。しかし、この日の雨雲レーダーは、それこそ10分単位で状況が変わっていったため、正確な予想は困難だったのです。午前中の予測では、13時半ごろは、雨が弱まる予想だったとも聞きました。幸い、本校は、混乱を避けるため、下校時刻を予定通りにすることで、雨がそれほどひどくない時間帯に下校することができましたが、それはまさにたまたまでした。

　近年の異常気象は、最新の科学をもってしても勝ることができないと改めて痛感しました。今後も、気象状況等の影響により、保護者の皆様にご協力やご支援をお願いすることがあるかと思います。どうぞよろしくお願いします。