★1011 稲穂に映える常南っ子
待ちに待った稲刈りです。どちらかと言うと、とろろご飯の会が待ち遠し私ですが(笑)。田植えの時とは違い、しっかり長靴を用意しての参戦です(ウェーダーはあの日以来、我が家の倉庫に眠っています)。稲刈りも、小林夫妻、牧さん、近藤さん、野村さんといった名人が、常南っ子を指導してくれました。『常南スタイル』の米作りは、日本一ではないでしょうか。
田植えは全校で行いましたが、稲刈りは4~6年生で行います。鎌をつかっての本格的な?稲刈りです。最初、鎌を持つ常南っ子をハラハラしながら見ていましたが、しばらくすると、慣れた手つきでザクザク刈っていく常南っ子を唖然として見つめることになりました。「先週やったばっかりだし」「日曜日にやったもん」そうなんです、小学生でありながら、私とは格が違うのです。当然、名人の子どもさんもいて、その手際のよいことと言ったら、まさにプロでした。
稲刈りと同時進行で、脱穀とはざかけも行いました。稲をまとめるひもは、事前に5年生が作ってくれていました。さすが米づくりの主役学年。準備は万全といったところです。私はてっきり、すべての稲をはざかけにして乾燥しなければならないものだと思っていましたが、名人曰く、良く晴れた日が続いた後に稲刈りをすれば、そのまま脱穀をしてもよいとのこと。また勉強になりました。稲刈りは結構楽しいものですが、刈った稲を運んだり、藁のひもでまとめたりする作業はなかなか面倒なものです。しかし、さすが常南っ子、それぞれが自分の仕事に責任をもって取り組んでいました。見ていて気持ちが良かったです。
頭を垂れた稲穂がいっぱいの田んぼの中を、常南っ子が行き交う光景は、輝いてい見えました。今では貴重ともいえるこの光景を『常南スタイル』として、いつもでも大切にしていかなければと強く思いました。
地域の皆様、稲刈りへのご支援ご協力、本当にありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いします。