今年度2回目、トータル4回目の「ナナメの教室」が開催されました。今回も、久保川PTA会長の優しい語りのもと、会が進行していきました。今回のテーマは、「5000円で周りの人を笑顔にするには?」。前回の『幸せ』に似ているようで、同じではない『笑顔』。この違いにテーマ選びの妙を感じました。さすがといったところです。

5,6年生の考えの多くは、「○○を買ってあげる」。その相手は、友だちから家族、地域の人、日本中の人、全世界の人と広がっていきます。前回の話し合いを生かして、多くの人の『笑顔』を求めていく常南っ子の姿は、とても素敵でした。そんな中、私なりに見つけた『笑顔』は、終わりの話でも紹介したように、「サーティワン(アイスクリーム)を友達と一緒に食べるや「遊ぶものを買って、みんなで遊ぶです。ただ、買ってあげるだけではなく、それを一緒に楽しむ。『笑顔』がいっぱいになる様子が目に浮かびました。物だけではなく、心のつながりこそが『笑顔』の源なのではないか…、そんなことを教えられた気がします。

 

ちなみに、個人的にヒットだった考えは、「魚釣りの餌と道具を買って魚を釣る」でした。私の趣味を見抜いてのアイデアとは思いませんが、少なくとも1人は満面の『笑顔』になりますよ(笑)。

今回の「ナナメの教室」も、多くの保護者の皆さんのおかげで、貴重な時間にすることができました。参加していただいた保護者の皆様には、心から感謝です。また、会の後「こうして子ども達と一緒に話していると、5000円の価値の違いや『笑顔』のとらえ方など、本当に勉強になりました」と言われる保護者の方もみえて、「ナナメの教室」の価値を実感していただけていることをとてもうれしく思いました。次回、第5回となる1月26日も、多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしています。