関東大震災から100年目の今日、常磐南小学校でも避難訓練を行いました。1学期の避難訓練に比べると8秒遅い2分42秒での避難完了でした。8秒の遅れは気になる数字ではありません。それよりも、1学期以上に静かに整然と避難できたことが素晴らしかったです。

M7.9だった関東大震災での死者・行方不明者は10万5千人。一方、2011年の東日本大震災は、M9.0でしたが、死者・行方不明者は1万8千人。条件が様々違うので一概に比べることはできませんが、それでも明らかに死者数は少なくなっています。この要因の1つは科学技術の進歩であることは言うまでもありませんが、それに匹敵する要因が、人々の防災意識の高まりにあるのではないでしょうか。だからこそ、常南っ子たちには、1学期にも言った「自分の命は自分で守る」を強く意識してほしいと話しました。そして、2学期は、家族と災害についての会議を開いてほしいと伝えました。「災害で家族と離れ離れになったらどうするか?」「家族との連絡の取り方は?」「家が被害にあったらどこに逃げるか?」などなど、いざというときのために、ぜひ家族で話し合う時間をとっていただければ幸いです。

避難訓練の後は、「常南スタイル」のかき氷の会です。かき氷機から氷、シロップ、器、スプーン型ストローなど、教頭先生が準備万端整えてくれました。子どもたちは、まさに食べるだけというパラダイス状態。夏の終わり?のかき氷を堪能することができました。

ちなみに、シロップに新しい味を発見しました。それは「プリン」。最近では、「コーラ」や「マンゴー」といった変わり種も定番化してきましたが、「プリン」は初めてでした。ぜひとも食べたいと、心待ちにしていましたが、来客などがあって、最後に食べに行ったときには、すでに遅く、売り切れていました…。しょうがなく「ピーチ」で我慢したものの、来年は、味見と称して1番に食べようかななどと悪だくみをしてしまいました。