第3回研修会

 〇日時 10月4日(火)

 〇場所 総合学習センター 小ホール

 〇参加者 42名

  ●第1部

   ・講 師  生活・総合指導員 尾﨑めぐみ

   ・テーマ  「生活科の主体的・対話的で深い学びについて」

   ・内 容

     生活科における資質・能力を育む学習過程は、自分の思いや願いをもち、具体的な活動や体験を行い、直接対象と関わる中で感じたり

    考えたりしたことを表現し、行為していくプロセスであると考えられている。

 

     ①思いや願いをもつ  → ②活動や体験をする

        ↑             ↓

     ➃表現する・行為する ← ➂感じる・考える 

     こうした探究的な学習過程は、①~➃が順序よく繰り返されるものではなく、順序が入れ替わることもあるし、一つの活動の中に複数

    のプロセスが一体化して同時に行われる場合もある。

 

     ①思いや願いをもつ  → ②活動や体験をする

      子供の思いや願いから始まることで、低学年らしい感性豊かな活動となる。

 

     ②活動や体験をする

      対象と存分に関わる時間を十分に確保することが大切である。

 

                  ②活動や体験をする

             ⇗⇙        ⇕

     ➃表現する・行為する ⇔ ➂感じる・考える

      体験と表現を相互に繰り返すことで、学びの充実がみられる。

 

     ①思いや願いをもつ

         ↑

     ➃表現する・行為する

      学習活動に多様な広がりがみられる。

 

  ●第2部 

   ・内 容  グループトーク

    各校主任を11のグループに分け、今年度の実践について、また困りごとなどについて、フリートークをする時間をもった。

    コロナ禍で制限のある交流活動や町探検についてや、アサガオや野菜の栽培についてなど、盛んに話し合う姿が見られた。

 

    主任会後に行ったアンケートから、多くの主任が、グループトークを意義あるものと捉えていることが分かった。

    感想には、「他の学校の先生の実践が大変参考になった。ぜひ、今後の実践に取り入れていきたい」「ベテランの先生方に今までの

    授業実践を教えていただけて、とても勉強になりました」「コロナ禍で、町探検のやり方に苦慮している。いろいろな考え方に触れ

    ることができてよかった」などがあげられた。