8月18日から20日までの3日間で、授業力アップセミナーが6講座にわたり行われました。「新学習指導要領の考え方」「気付きの質を高める パート1」「気付きの質を高める パート2」「おもちゃ作りと、それを生かした授業作り」「指導案を作ろう」「授業の評価の仕方と子どもの見取り」という講座テーマでした。全講座で、のべ35名ほどの参加者を得ました。4講座めについては、おもちゃ作りの講師として、小島行雄先生を甚目寺町からお招きし、「げろげろガエル」と「変身カード」をはじめ、生活科の授業で使える多くの手作りおもちゃについて、学ぶことができました。下の写真は4講座めの「おもちゃ作り」 のときのものです。

以下は、授業力アップセミナーの参加者の声を抜粋したものです。

  • 生活科をどうやってすすめてよいのかなかなかはっきりとしたスタンスがもてずに過ごしてしまった1学期。ポイントを絞って教えてもらって、自分のやりたいことがみえてきました。
  • 子どもたちの学習カードのどこを評価したらよいのか普段より真剣に考えました。他の先生方の意見を聞いて、見取りの仕方など「なるほど」と思うことがたくさんありました。子供たちの書く文は短かったり、言い表せていなかったりするからこそ、ささいな点を見取らないといけないと思いました。
  • これからの生活科の授業で大切にしていかなくてはいけないことがよくわかりました。気づきの質を高めるための手だてを打ったり、気付きがどう深まったかを見取ったりすることを意識していこうと思います。
  • 実際に朱書きをするときに諸感覚を使って気付いたこと、子どもの思  いを色分けしたり、線を変えたりしていくことで、教える側も評価に生かしていけるということは、勉強になりました。2学期から即実践していこうと思っています。
  • 生活科では、おもちゃ作りとなると子供たちにとってあぶないカッターやはさみなどを使う場面が多くあります。ですが、今日の小島先生の講義を通じて、正しい使い方を身につければ怖くないと感じました。牛乳パックは、やはり万能選手ですね。竹とんぼの勢いのすごさに驚きました。これなら、1年生でも作れそうです!