平成28年度岡崎市教育研究大会生活科部会

・日  時  9月2日(金)午後1時45分~4時15分

・場  所  六ツ美市民センター

・参加者  66名

・助言者  愛知教育大学教授 中野 真志

 

<内  容>

①   レポート提案・協議(提案者15人)

ア 加藤 佳恵(大樹寺小学校)

1年「学校に愛着をもち,楽しく安心して学校生活を送れる子供の育成」

イ 中根 千佳(男川小学校)

2年「対象から自分自身への気付きを促し,地域への愛着を深める子の育成」

ウ 太田 由惟(竜谷小学校)

1年「主体的に自然と関わることのできる児童の育成」 

エ 黒栁 成実 (常磐南小学校)

2年「自ら課題を見つけ,解決しようとする子供の育成」

オ 羽根渕佑美(三島小学校)

2年「思考を促し,深める生活科の授業」

カ 梅島千津子(三島小学校)

1年「思考力・判断力を伸ばす生活科の授業」

キ 金田 実希(井田小学校)

2年「生き物の生長を知り愛着を持つ子供」 

ク 杉本しおり(細川小学校)

2年「願いや思いから,地域の自然とのつながりを大切にする子どもの育成」

ケ 小川 知世(美合小学校)

1年「主体的に活動に取り組み,人との関わりの中で自分の気付きや思いを深める子の育成」 

コ 中島 絢子(小豆坂小学校)

1年「アサガオに夢中になって共に育てることで,考えることが好きになる子どもの育成」

サ 長友 一起(矢作北小学校)

2年「自ら進んで野菜を食べていく子供を育てていくために」

シ 大平穂乃香(矢作南小学校)

2年「人や自然との関わりあいを通して,生命の尊さや自らの成長に気づく子どもの育成」

ス 髙橋 侑希(六ツ美北部小学校)

2年「身近な自然の変化に気付き,生命を大切にする子どもの育成」

セ 櫻井 淳美(六ツ美北部小学校)

2年「話し合いや発表などの表現活動を通して,新たな気付きを生み出し,よりよい活動を行うことのできる子どもの育成」

ソ 石原 玖美(矢作南小学校)

2年「自分の野菜に愛着をもって育てることを通して,新たな気付きを自覚することのできる子の育成」

② 助  言

中野真志先生からは,各レポートの内容を踏まえながら,次のようなご助言をいただいた。

・おもちゃ作りでは,子供がいろいろ作ったものから焦点化していくことが多いが,先に焦点化してから広げていく方法も面白い。

・町探検では,地域への愛着を深めることが大切。地域を愛する人に思いを語ってもらい,その思いに触れることもよい手だてとなる。

・観察カードなどに表現する活動では,書きたくなるようにする価値付け,意味付けが必要。

・子供の非認知的な思いや願いに触れることが大切。「うれしい」という気持ちが「なぜ」に変わる子供の特性を生かすとよい。

・生活科の特質に応じた見方・考え方を生かして学習活動を展開し,深い学びにする。