令和4年度第1回研修会(現職研修委員会総会)
第1回研修会
〇日時 4月14日(木)
〇場所 男川小学校
〇参加者 47名
・講師 生活総合指導員 尾﨑めぐみ
・テーマ 「生活科授業のポイント」
・内容
ア 学習指導要領の生活科の目標について
生活科では、具体的な活動や体験を通して、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、自立し生活を豊かにしていくための資質・
能力の育成を目指している。
「具体的な活動や体験を通して」…平成元年の生活科設立時から継承される生活科授業の基本原理
「身近な生活に関わる見方・考え方を生かし」 ⇒ 子供の思いや願いを大切にする単元構想、授業展開にしたい
見方…身近な人々、社会及び自然を自分との関わりで捉える視点である
考え方…思いや願いを実現しようとして、考えたり工夫したりする学習過程である
「自立し、生活を豊かにしていく」…生活科を通して培いたい究極的な子供の姿
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生活科の学びを実生活に生かし、身近な人々や県教に働きかけ、豊かな生活を創造していくこと
イ 育成を目指す資質・能力について
生活科で育成を目指す3つの資質・能力(「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力の基礎」「学びに向かう力、
人間性等」)について、具体的な文章を示し、確認した。全ての教科において同じ3つの資質・能力を育成することに統一されている
が、子供の発達段階を鑑み、生活科だけに「基礎」の文字が入る。
ウ 9つの内容と3つの資質・能力について
生活科の単元をつくる際は学区の特徴や子供の様子を踏まえ、9つの内容と3つの資質・能力を意識するとよい。「教科書に書いて
あるから、その通りに行う」のではなく、それぞれの意図を意識して子供の思いや願いを大切にした柔軟な授業展開を期待する。
エ 11の視点について
9つの内容を構成する際に必要になる11の視点について資料で示し、確認した。これらを意識して授業実践を進めてほしい。