令和元年度岡崎市教育研究大会生活科部会

 

・日  時  8月29日(木)午後1時45分~4時15分

・場  所  豊富小学校 6年生教室

・助言者  愛知教育大学教授 中野 真志 先生

 

下は、発表のあったリポートである。

※各リポートの詳しい内容は、OKリンクのトップページにある

「岡崎の教育」60集 令和元年度 岡崎市教育研究大会 参照

 

 <内  容>

・ 石田 瑶理子(梅園小学校)  

2年「自分や友達が得た情報を生かし,関わり合いを通して問題解決する子どもの育成」

・ 河上 静夏(岡崎小学校) 

1年「仲間との活動を通し,思考を深め,遊びをよりよくしようとする子の育成」

・ 三輪 文菜(藤川小学校)

2年「生きものを心から大切にし,関り合いを通して変化や成長への気付きを深める子の育成」 

・ 矢澤 花歩 (本宿小学校)

2年「ダンゴムシの飼育を通して,生命を大切にする子どもの育成」

・ 近藤 里香(秦梨小学校)

1年「自分自身で課題を見つけ,友達と協力しながら意欲的に活動に取り組む子どもを育成する生活の授業」

・ 吉田 早希(常磐小学校)

2年「生命を大切にし,自分の気付きから学びを深める子供の育成」

・ 松原 愛(細川小学校)

1年「思いや考えをもって,様々な環境や人から学び,成長への気付きを感じられる授業」 

・ 阪野 眞潔(細川小学校)

2年「自らの思いを進んで伝え,ともに高めあう授業」

・ 下岡 奈央(岩津小学校)

2年「町探検を通して自分と地域の人の関わりを考え,表現する子供の育成」 

・ 小川 昇汰(岩津小学校)

2年「人や物との関わりを通して,自分の思いを深める授業をめざして」

・ 近藤 和恵(岩津小学校)

1年「楽しい遊びを追究し,思考を深めることのできる子供の育成」

・ 石川 真歩(矢作北小学校)

1年「身の回りにあるものを工夫した活動を通して,気付きを生かした生活科の授業」

・ 成瀬 智章(六ツ美北部小学校)

2年「発表や調べ活動を通して,多様な意見を受け入れ,主体的に気付きを高める子どもの育成」

・ 神谷 絢香(六ツ美南部小学校)

2年「自分の思いを実現するため,自ら考え行動しようとする児童の育成」

・ 柴田 惇志(六ツ美南部小学校)

2年「仲間との協働的な活動を通して,自然や命を大切にできる子供の育成」

・ 水野 亜由香(城南小学校)

2年「町への愛着をもち,自分たちが住む町の大切さに気付くことができる子どもの育成」

・ 平沢 有紀(小豆坂小学校)

1年「愛着をもってアサガオを育てる中で,自分たちで世話の仕方を考え,自然との親しみをもつ子供の育成」

・ 勝村 大修(小豆坂小学校)

2年「野菜の観察・栽培を通して野菜への愛着を深める児童の育成」

・ 石原 朋奈(小豆坂小学校)

2年「愛着をもって野菜を育てる中での気付きを,友達と比べながら伝え合う子供の育成」

・ 髙屋 有花(北野小学校)

2年「友達と話し合いながら,自分の気付きを深めていくことができる子」

・ 伊豫田 美奈子(六ツ美西部小学校)

1年「思いや願いの実現をめざし,新しい価値を生み出す子の育成」

<助  言>

   中野真志先生からは,上の21本の各リポートの内容を踏まえながら,次のようなご助言をいただいた。

(1)町探検

・生活科の内容は、人、自然、産業、社会など複合的である。子どもの興味関心や教師のねらいに合わせて絞ってもよい。

・3年生の社会へのつながりとなればよいので、町探検が完結しなくてもよい。地域への愛着が大切である。

・比較をすると地域の特徴やよさに気付く。他の学校や学区などと比較するとよい。

(2)栽培活動

・対象を大切に扱うことがポイント。「命」と「食べること」をうまく関連付け、対象への感謝につなげたい。

(3)飼育活動

・餌になる生き物は犠牲になってよいのか・・・捕食者と被食者の共生がポイント。

・虫が苦手な子への支援について・・・触ることができなくてもよい。少しでも興味関心がもつことができ、近寄れるようになるなど、その子なりの関わり方ができればよい。