7月1日に、講師の稲垣先生に来ていただき、草木染を体験しました。

びわ、なんてん、もみじ、はぎ、よもぎ、あかねを使って、ウールの布と綿の糸を染めました。

布は、たたんだりつまんだりして糸で固くしばっておきます。

お湯の中に葉をちぎって入れ、じっくりと煮だします。その中から葉を取り除いた液体の中に布や糸を入れてまたじっくりと煮込みます。布に色が移ったところで水をはったボールに取り出し、焼きミョウバンを入れて色を鮮やかにします。

最後に流水で洗って完成です。

染め上った布は、材料によってすべて違う色に染まっていて、やわらかく優しい風合いでした。しばった糸をほどくと、面白い模様が浮かび上がり、お互いの布を見合っては「いいね」「すごいね」「うらやましい」と褒め合うことしきりでした。

身近にある葉っぱでこんなに素敵な色に染めることができる。ぜひまた挑戦してみたいと思いました。