★0319 第79回卒業証書授与式の1日に思う
とても感動的な卒業証書授与式でした。常磐南小学校の歴史に新たな1ページを刻んだと言っても過言ではない式だったと思います。
朝、卒業生が、通学班の一番後ろを、中学校の制服姿で登校してきました。制服姿だからだけではなく、少し緊張気味のその表情は、何とも凛々しく、かっこいいものでした。常磐南小学校での6年間が、卒業生一人一人の自信につながってるのを感じます。

8時25分から、1~3年生とのお別れ式が行われました。グランド状況が悪く、教室内での式になりましたが、そのおかげで、卒業生と1~3年生の距離が近く、例年より温かい雰囲気でのお別れ式になりました。1年生から胸花をもらうときや在校生のお別れの言葉を聞いているときには、もう涙を流している子もいて、卒業生の思いの強さを感じました。
そして、迎えた卒業証書授与式。卒業生の入場は、1列での入場でした。1列での入場は、一人一人の表情をじっくり見ることができる一方で、前後の間隔がうまく取れないことが多くなりがちです。しかし、さすがは卒業生、自分の一歩一歩をかみしめるように、前との距離を保って、堂々と入場してくれました。その姿を見ているだけでも、すごいと思っていましたが、本当に素晴らしかったのは、卒業証書授与でした。舞台上に上がった26人全員が、私の目を見て、証書を受け取ってくれたのです。本当に感激しました。卒業生一人一人の卒業に対する確かな思いを感じました。最後の卒業生に証書を渡す時には、目が潤んでしまいました。
さらに、何回聞いても心揺さぶられるのは、送別の言葉です。年によって感じ方は様々ですが、今年は特に、卒業生から家族に向けた「ありがとう」の呼びかけに思わず涙がこぼれました。式辞でも述べたのですが、今年の卒業生は、その優しさ、温かさが際立っていました。自分のことを後回しにしてでも在校生や仲間のために行動できる優しさ、わがままや勝手をしてしまう子も受け止め、そっと寄り添ってくれる温かさ。その姿は、まさに優しいご家庭での温かな愛情に育まれたものにほかなりません。だからこそ、卒業生全員が声を揃えて家族へ「ありがとう」と伝えた瞬間、私自身も同じように、ご家族への「ありがとう」を深く実感し、胸が熱くなりました。
最後、涙を流しながら退場していく卒業生の姿は、とても素敵でした。常磐南小学校での6年間を締めくくるにふさわしい姿でした。改めて「おめでとう」そして「ありがとう」と心の中でつぶやいていました。
式終了後、校長室で来賓でもある地域の皆さんと卒業式を振り返る時間がありました。「○○さんは、思いが溢れるように、涙が止まらなかったね」「〇〇くんの涙をこらえている表情を見ていたら泣けてけてきた」など、卒業生一人一人について語るみなさんの表情は、優しさと温かさに満ちていました。卒業生の優しさと温かさの秘密を、ここにも見ることができました。
家庭と地域が、子ども達を優しく温かく包み込んでくれる常磐南小学校は、最高の学校だと思います。我々教員も、負けないように、子ども達に寄り添い、その成長を支えていかなければと決意を新たにした1日でした。

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