★0225 続・学区探検② ~ 岩谷観音御開帳 に向けて~
表参道の急な登り道に、不安を抱えながら足を進めました。出発の時、肌寒かった身体は、いつの間にか汗をかくほどになっていました。ここで、ふと気づきました。霊験あらたかな奥の院へと続く道が、そんなに簡単なわけがないと。この険しい道を登りきることで、身も心も清められるのだと。そうと分かれば、また気分も盛り上がってきます。自分を戒めるように、一歩一歩丁寧に歩を進めていきます。すると、その先に看板が、ついに奥の院か、と思いましたが、まだ奥の院は先のようです。

あらためて気持ちを切らさないように、集中して登ります。気が付くと、目印だった幟がなくなっています。「もしかして道をまちがえた?」新たに不安が頭をよぎります。それでも、しばらくすると、木々の隙間に青空が見え、開けている場所に出そうな感じがしてきました。そして、ついに着きました。奥の院です。と思ったその場所は、どうやら山頂のようです。正直なところ、山頂に奥の院があると思っていたので、奥の院が見当たらないのに慌てました。途中で、奥の院と山頂へ続く道が分かれていたようです。とりあえず、奥の院は後にして、山頂を見まわします。まずはその景色に圧倒されました。これは汗をかいてでも登ってくる価値ありです。さらに、手作りの天空?ブランコもあり、地域の皆さんが地道に整備されている様子に感心しました。

山頂を満喫した後、奥の院へという矢印に従って、急なく坂を下りていきました。すると、大きな平らな岩が。石碑には、座禅岩の文字があります。後で分かったことですが、この岩の上で、行基様が、観音様を彫られたそうです。ありがたい場所です。その横を下っていくと、木々に覆われ、少し暗くなった場所に出ました。ありました、今度こそ奥の院です。先ほどの山頂とは、明らかに違う厳かな雰囲気が漂っていました。早速、常磐南学区の安心安全と笑顔をお祈りします。そして、勉強不足な私は、奥の院横にあった石碑を読んで、改めて岩谷観音奥の院について学びました。この地に立つことで、少しは身が清められたでしょうか。

帰ろうと思い、周りを見渡したところ、行きとは違う緩やかな坂が伸びる道を見つけました。しかも、その脇には、表参道と同じ幟が並んでいます。もしかして…、と思いながら、帰りは、この道を選びました。しばらく行くと、裏参道との看板が。やはり、裏参道でした。その後も、緩やかな坂が続き、最初の裏参道と書かれた場所へと出ることができました。「裏」に引っ掛かりましたが、「裏」のが「表」よりも優しい参道でした。ただ、身を清めるには表参道かもしれません。などと勝手なことを思いながら、岩中の地を離れました。

念願だった岩谷観音の奥の院に、御開帳前に参拝することができ、とても充実した気分です。3月29日の御開帳の日を楽しみにしたいと思います。

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