★1119 修学旅行日記4
二条城を出発し、太秦映画村へと向かいます。到着するとまずは、食堂へ入りランチです。今年は奴弁当でした。昨年は「侍弁当」、今年は「奴弁当」。名前に何か由来があるのか?まあ、あまり深く考えず、壁の水戸黄門の写真を見ながらゆっくりと食事を楽しみました。

昨年の映画村では、気温がずいぶん下がったこともあり、本部で待っているときに、寒くて寒くてたまりませんでした。今年は、マフラーも準備し、防寒対策万全で挑んだおかげで、心も体もぽかぽかで過ごすことができました。子ども達の一番人気は、お化け屋敷。ただ見て回るだけでなく、屋敷の中でミッションをクリアしないといけないとか。今どきのオバケ屋敷は凝ってます。映画村ならではの江戸時代の街並みには、どれくらい関心をもってくれたのでしょうか。ここでもお土産を買うことができるだけに、お土産コーナーにたくさん来るかと思いきや、あまり見かけることがありませんでした。どうやらお小遣いがほとんど残っていなかったようです。確かに、映画村より、東大寺や清水のお土産屋さんの方が、特別感があるのかもしれませんね。ちなみに、昨年、常南っ子に大流行?した、狐や鬼、おかめのお面は、今年はほとんど見ることはありませんでした。その年によって、子どもの趣味も変わるものです。というか、お小遣いがなかったのかも…。
さて、集合時間30分前ぐらいに、たまたま出口近くにいた私の目に飛び込んできたのは、出口から出ていこうとする常磐南の6年生2人組。映画村は再入場ができないので、出てしまえば、もう入ることはできません。私は、周りもはばからず、大声で、「○○と□□、ちょっと待って!」と声を掛けました。???という感じで振り向く2人。どこに行くのかと聞くと、「白かべ通り」と答えます。今度はこちらが???。確かに集合場所は「白かべ通り」だったのですが、映画村の中にある「白かべ通り」のこと。改めてよく聞けば、京都市内をバスで走っている際、二条通や四条通、寺町通に烏丸通など、通りの名前をたくさん聞いたので、映画村の近くに「白かべ通り」があって、そこが集合場所と思ったとのこと。なるほどと思うと同時に、たまたま見かけることができてよかったと思いました。今年は、集合場所で解散せずに、場所の名前だけ伝えて、食堂で解散したため、こうした行き違いが起きてしまいました。来年度に向けて反省材料です。
そんなこんなでもなんとか全員無事に「白かべ通り」に集合し、最後の見学地金閣寺に向かいました。金閣寺も、昨年より人が少ないかなと思ったものの、意外に多かったのが高校生の修学旅行?生。外国人と高校生にもまれての見学になりました。毎年書いている通り、今年も金閣寺は金閣寺でした。あの金色に光る荘厳さは、他に類を見ない日本が誇る歴史遺産です。今年も見ることができて心が洗われました。

金閣寺の見学を終え、いよいよ帰路につく一行。この時ばかりは少し寂しい気分になります。予定よりも20分ほど早く金閣寺を出発し、京都東ICへ。バスの中は、思った以上に大人な6年生でした。帰り道に選んだ映画は、「STAND BY ME ドラえもん」。個人的には、もう一つの「はたらく細胞(実写版)」がそそられたのですが…。まあ、ドラえもんにはずれはなく、感動的な雰囲気でバスは岡崎を目指しました。土山SA、刈谷PAを経て、気が付けば、岡崎ICに着いていました。昨日出発したばかりというのに、なぜか懐かしい岩中のバス停で1名、大井野のバス停で2名、そして、エコロタウン前で21名が降車して、無事1泊2日の修学旅行を終えることができました。今年も、6年生と一緒に2日間を過ごすことができて、とても幸せでした。6年生のみなさん、素敵な思い出をありがとう!
最後に、修学旅行に向けての準備や体調管理、朝の見送りから帰りのお迎えまで、ご家庭の協力に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(おわり)

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