★1117 修学旅行日記2
奈良から京都へと向かうバスの中、またまた3年目にして気が付いたことがありました。それは、高速に乗る木津インターチェンジが京都府であること。正直、地理がとても苦手な私は、この事実に一人唖然としていました。
そんな私をよそに、バスはほぼ予定通り「和順会館」に到着しました。一昨年以来の宿泊となる「和順会館」はその立地が素晴らしく、目の前に知恩院の三門(「山門」ではありません。令和5年のブログは間違っていました。お恥ずかしい…)がそびえたち、西には祇園の街並みが広がり、南には円山公園、八坂神社、さらには、清水寺まで歩いていけます。そして、施設自体もとてもきれいで、宿坊とは思えない風情があります。

一昨年同様、オートロックのカギに苦労しながらも部屋に落ち着いて子ども達。昨年は、大部屋だったうえに、ガイドさんがバスでたきつけたこともあり、枕投げ事件が勃発しましたが、今年は、一部屋2人ということで、安心して宿泊できそうです。夕食は、2階の部屋から、地下2階のホールへ移動します。バスでおやつを食べていた割に、おなかがすいたと10分前には集合完了でした。

今年の夜の楽しみは、夜間散策。過去2年は舞妓さん体験だっただけに、新鮮で楽しみにしていました。和順会館を出発し、円山公園を抜けて、八坂神社へ。八坂神社のライトアップ?はとてもきれいで、見とれてしまいました。個人的には、参道に並んでいた屋台にも見とれてしまいました。竹の子焼きやカニ身串など、見たことのない屋台が多く、思わず吸い寄せられていました。西楼門を出て、祇園の街並みを横目に、高台寺に向かいます。月曜の19時過ぎでしたが、祇園はたいそうな賑わいでした。時間の都合で、高台寺の夜間特別拝観はできませんでしたが、台所坂を上るだけでも素敵な雰囲気を楽しむことができました。

宿に戻って、お風呂に入り、絵葉書タイム。もう、それぞれのお家に届いたでしょうか。書いているときの子ども達の表情がとてもよかったです。きっと家族のことを思い浮かべていたのでしょうね。

部屋に戻って少しのんびりした後、消灯時間は22時。疲れて早く寝てしまったのか、防音がしっかりしているせいか、どの部屋もすぐに静かになりました。私たちは、明日に向けての打ち合わせの後、部屋に戻り就寝準備です。一昨年のスマホ充電失敗の記憶がよぎりましたが、今年も無事充電ランプがともり、気持ちよく眠りにつくことができました。
(つづく)

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