070203 「だまし絵」から学ぶこと
赤い線の部分。長いのは上と下のどちらでしょう。
中心のオレンジ色の丸。大きいのは右と左のどちらでしょう。
若い女性が見えますか。それとも年老いた女性が見えますか。
「錯視画」や「だまし絵」は、不思議なものです。
「若い女性と年老いた女性」の図のように、一つの絵がいくつかの見え方や意味をもつことは、実際の生活の中にも当てはまることがあるかもしれません。
「見方を変えると世界が広がる」
身の回りで起きる様々な出来事や出会った人のことを、「こうだ」と決めつけたり思い込んだりするのではなく、「別の見え方もあるかもしれない」「別の考え方があるかもしれない」と意識することで、新しいアイデアが生まれたり、よさの発見につながることがあるかもしれません。
「人によって見方や感じ方はちがう」
「だまし絵」のように、同じものを見ても人によって違う解釈をすることは、今までの経験や大切にしてきたものの違いの現れです。相手の意見や感じ方を大切にし、いろいろな考え方を受け入れる姿勢が大切です。
物事にはいろいろな見方があります。「むずかしいな」「うまくいかないな」と思ったときは、ちょっと見方を変えてみましょう。
2月が始まり、今年度もあとわずかになってきました。まわりの人の考えを大切にしながら、自分の考えも大事にして、今年度のゴールに向かって一歩ずつ前に進んでいってください。どんなことにも「ちがう見方や考え方があるかもしれない」と思えると、もっと楽しく、もっと広い世界が見えてくるはずです。
登録日: 2025年2月3日 /
更新日: 2025年2月3日