060828 2学期始業式 「自分磨き」と「絆づくり」
2学期が始まりました。夏休みの間に、家族や友達と楽しい時間を過ごしたり、新しいことに挑戦したりと、たくさんの思い出を作ったことと思います。
また、今年の夏は、パリオリンピックが開催され、そこでの選手の活躍から、多くの勇気や感動を受け取ることができました。石川兄妹の出場したバレーボールでは1点の重みを感じました。敗戦の悔しさから号泣する柔道選手の姿、みなさんの年齢に近い10代前半の若い選手の活躍、フェンシングや馬術など、日本は勝つことが難しいとされてきた種目でのメダル獲得など、印象的な場面が数多くありました。
みなさんには、どのような場面が心に残っていますか?
今日からまた学校での学びが始まります。特に2学期は、行事が盛りだくさんの大切な時期です。5年生は山の学習、6年生は修学旅行があります。学芸会、校内マラソン大会など、皆さんが心待ちにしているイベントが続きます。
これらの行事は、ただ楽しむだけでなく、自分自身を成長させる絶好の機会です。例えば、学芸会では、みんなで一つの作品を作り上げる喜びや、自分の表現力を高めることができます。また、宿泊行事では、普段の学校生活では感じることのできない仲間との絆を深める経験が待っています。そして、マラソン大会では、自分の体力や精神力を試し、限界に挑戦することができるでしょう。これらすべての行事が、皆さん自身を一回りも二回りも大きく成長させる力をもっているのです。
パリオリンピックでは、多くの日本選手たちが世界の舞台で輝きを見せました。その活躍の裏には、長年にわたる計り知れない努力や忍耐、そして挑戦がありました。オリンピックの舞台でメダルを獲得した選手も、惜しくも目標に届かなかった選手も、それぞれが自分の限界を超え、最高のパフォーマンスを発揮するために日々努力を重ねてきたのです。彼らの姿から学べることは、自分が掲げた目標に向かって努力し続けることの大切さです。そして、その努力が仲間との絆を深め、チームとしての力を引き出す源となることです。
皆さんも、これからの行事を通して、自分自身を高める努力を惜しまず、仲間と共に協力し合い、支え合うことの喜びを感じながら、一歩一歩成長していってください。自分の力だけでなく、仲間との絆が、皆さんをさらに強く、そして輝かせる力になるのです。
2学期は「自分磨き」と「絆づくり」を大きな柱として、様々な活動に取り組みましょう。先生たちも、皆さんがそれぞれの行事で最大限の力を発揮できるよう、全力でサポートします。この2学期、共に素晴らしい時間を過ごし、充実した学校生活を送りましょう。皆さんの成長を楽しみにしています。