夏に開催されたパリオリンピックでは、男子100m準決勝で自己ベストの記録となる9秒96をマークするなどの活躍を見せたサニブラウン・アブデル・ハキーム選手。

所属先である東レが企画したハキーム選手との交流会に、本校6年生が招待されました。ハキーム選手は始終おだやかな笑顔を子供たちに向け、質問にも丁寧に答えてくださいました。

「どうしたらメンタルが強くなりますか」という質問に「自分を信じること」と回答されました。厳しい練習を重ね、本番に向けての準備を万全に整えてきたからこそ言える言葉だと思います。妥協を許さず、陸上競技と真剣に向き合う強い姿勢をハキーム選手から感じました。

ハキーム選手は、常に自分の走り方を分析し、改良を加えています。タイムを向上させるために、自分に合った走り方をコーチとともに模索しているそうです。自分の強みと弱みを理解し、最適化を図る姿勢の大切さを学ぶことができます。どんなことでも、自己分析と改良を続けることが成功への道だと言えるでしょう。