★0117 命を守る ー避難訓練やり直しー
避難訓練週間の最終日に、避難訓練のやり直しをしました。前にも書いたとおり、子どもたちのやり直しというより、我々教員にとってのやり直しです。やり直しに向けて、先生たちにお願いしたのはただ一つ。子どもたちの「命を守る」こと。
子どもたちの「命を守る」ために、学校や教室の安全管理をしたり、避難経路を考えたり、避難訓練をしたり、我々ができることはたくさんあります。それでも、いざ災害が起こった時に、先生が子ども一人一人の「命を守る」ことはとても難しいことだと思います。それに、子どもたちがいつも先生の目の前にいるとは限りません。だからこそ、「自分の命は自分で守れる」力をつけていかなければなりません。そのための避難訓練であり、そのための安全指導なのです。
子どもたちは、避難訓練のやり直しで、前回と見違えるほどの姿を見せてくれました。迷うことなくシェイクアウトの姿勢をとる子、遊んでいたボールに見向きもしないで移動する子、一言もしゃべらず集まってくる子、困っている低学年に優しく手助けをしてあげる子。学校中が本番さながらの緊張した雰囲気に包まれていました。やってよかったと思いました。同時に、多くの子どもたちの「命を守る」ことができたとも思いました。先生たちの真摯な思い、それを真剣に受けとる子どもたちの姿勢。常南っ子が「自分の命を自分で守る」ため、「仲間の命を自分が守る」ために大きく成長できた瞬間だったと思います。
登録日: 2025年1月20日 /
更新日: 2025年1月20日