宇治から宿泊施設の「三賀」にほぼ予定通り到着。この「三賀」は、大通から細い通りに入ったところにある、京都の町屋風の旅館。歩いていくと途中も、京都の町屋の風情を感じることができ、なかなか素敵な雰囲気でした。明日に向けて、心静かに過ごしてくれればと願うのですが…。あろうことか、旅館に着くまでのバスの中で、ガイドさんが、「夜は枕投げだよね」とか「布団投げまでした子がいたんだって」とか「恋バナで盛り上がって寝れないよね」などなど、素直な常南っ子をあおるだけあおってくれたため、心配は尽きません。しかも、昨年と違い、3~6人の大部屋だけに、どうなることやら。

そんな心配はさておき、夕食の時間。ボリューム満点のおいしそうな料理が並びました。さすが老舗の旅館といったところでしょうか。私としては、食事は大事なポイントだけに、旅館の評価がかなり上がりました。食事の後は入浴。部屋の仲間と入るお風呂はやっぱり楽しのか、どのチームも大歓声が響いていました。やっぱり夜が心配です。その後、昨年同様、舞妓さん鑑賞をしました。昨年と大きく違ったのは、会場が広いホールではなく、お座敷だったこと。それだけに、舞妓さんとの距離が近く、親近感がわきました。はんなりとした京言葉に、歓声を上げる常南っ子に、舞妓さんもまんざらではないようで、雅な舞の後の質問タイムは大いに盛り上がりました。質問の後は、今年もお座敷遊びです。昨年は、O先生まで挑戦して惨敗しましたが、今年は、なんと常南っ子が、勝利(引き分け?)しました。舞妓さんも本当にびっくりしていました。彼女はものすごい才能の持ち主かもしれません。そんなこんなで楽しい時間は、あっという間に過ぎていきました。

  

部屋に戻ってのんびりタイムの後、消灯時間は22時。いよいよこの時がやってきました。みんなで各部屋をまわります。大いに心配していましたが、22時5分を過ぎた頃には、どの部屋も静かになりました。ほっと胸をなでおろし、明日に向けての打ち合わせをしました。しかし、翌日、大変な事実が判明するとは、この時は誰も知りませんでした。

打ち合わせ後、部屋に戻り就寝準備を。昨年は、ここでスマホの充電を失敗して、翌日迷惑をかけたので、慎重に?充電をしました。そのかいもあって無事充電ランプがともり、気持ちよく布団に入ることができました。

(つづく)